2015/01/25

Dax君2号「一難去ってまた一難」-ミッションを交換したよ-

燃料ポンプを取り付け、ガス欠とはおさらばしたDax君2号。
同じような構成になっている(エンジンはAB27ノーマルの50ccですが、キャブが同じDENI 18)Dax君1号は何故かガス欠状態にはならないんですよねぇ。不思議だ。

まぁ何はともあれ、快調に走り始めたDax君2号。
1号2号で近場の道の駅巡りプチツーリング、に出かけたのはよいのですが...

ミッションの調子がよろしくない。
 シフトチェンジがスムーズに行かない。
  頻繁にギア抜けする。
   ニュートラルに入りにくい。
        偽ニュートラル(ニュートラルじゃないのにニュートラルランプが点く)が頻発する。
   ニュートラルなのにニュートラルランプが点かない
 等々...

そしてだんだんと何かが引っかかるような感じで、コツコツ音と振動までしてきました。

...ギア欠けた?

にしては伝わってくるショックは小さいよなぁ...
Dax君1号に載せてあるエンジン、1速のギアが欠けていてギア欠けは体験済み。
これ幸いと6Vモンキー1,2速と12Vモンキー3,4速のギアでクロス化してあったりします。

やっぱり5速は人を選ぶのかなぁ(意味不明 笑)


で、4速にすることにしました。

1号と同じ事をしようかとも考えたのですが、こんなのあるのを見つけてしまいました。
武川の4速クロスミッションキット。

で、元となる12Vモンキーのミッションはヤフオクで調達して4速クロスミッション化します。
上側が12Vモンキーの4速ミッション。
下側の綺麗なのがキットのギア。

カウンターシャフトと3速ギアはそのまま使用し、メインシャフト,1,2,4速ギアを交換します。(キックスピンドルのギアも21Tから24Tに交換です。)

出来上がり。


ミッションの交換なので、またまたエンジン全バラしです(やれやれ)

大きなバイクのメンテナンススタンドはあるのですが、4mini用は持っていないので
脚立で吊り下げます。

エンジンを下ろします。

あとは...
手がオイルまみれになってしまったので、写真はありません(汗;

ヘッド、シリンダー、クランクケースカバー、クラッチを外し(フライホイールは外しませんでした)、クランクケースを割って、この前組んだばかりの5速ミッションとご対面。

やっぱりギア欠け等はありません。
んー、何が悪いのだろう...
やっぱり組み方かな(泣)

でもまぁいいや。何日か乗ってやっぱり5速はいらんかなと思うので、4速にチェンジです。

4速ミッションギアに入れ替えて、クランクケースを元に戻して、クラッチ付けて、カバーをつけて、シリンダーつけて、ヘッドをつけて、エンジン載せて(と言うか、吊り下がっているんですけどね)

はい出来上がり。
慣れたもんです(笑)

相変わらずニュートラルには入りづらいですが、ギア抜けはしなくなったし、シフトチェンジもスムースに行くようになったし、ニュートラルランプも正直だし、ずぼら運転しても大丈夫だし、とりあえず4速化は成功と言うことにしておきましょう。

今度こそ、本当の"大団円"であって欲しいものです。


2015/01/17

走り始めたDax君2号 --燃料ポンプをつけたよ--

中華パーツに翻弄されつつも、完成を見たDax君2号。
快調に走り回っています...と言いたい所なのですが...

どうもキャブのセッティングがうまくいかない。
調子よく走り始めたかと思うと、エンジンがかからなくなったりと、なかなか安定していなかったのでした。

「...でした。」
そう、それも今日を限りに過去形です。

得られた教訓。
"基本に立ち返って確認しましょう"
と言うことですね。



試走を繰り返して、ようやくOKかなと思った頃、スロットルOFFでエンジンストールを繰り返すようになったDax君2号。
燃調が薄いのかとスローやメインジェットを替えてみたりするも、なかなか安定せず、挙げ句の果てにエンジンがかからなくなり、"ガソリンは入っているのになんで???"と途方に暮れかけた頃、ふと頭をよぎる疑問。
「ガスきてるのか?」

Dax君のガソリンタンクはモンキーなどと違ってフレームの中にあるので、キャブレターまでの落差があまりないのです。
ノーマル状態ならともかく、キャブを交換するとさらに落差が少なくなります。

そうなんです。
試走を繰り返していくうちに、当然ガソリンは減っていきます。
減っていくとある時点でタンクにはガスは残っているのに、落差がなくなるレベルになってしまうのです。
そうすると当然、"ガス欠"です。

満タン状態にするとあっけなくエンジンかかりました。
今までの悩みは何だったの...と言うくらいあっけなく。

いついかなる時でも基本を忘れずに。


と、いう教訓を残しつつも、このままでは何となく使い勝手が悪い。
でクグッてみた。
"ダックス ガス欠" 検索!

やっぱり燃料ポンプ付けるしかないよねぇ〜。



てな訳で、早くもDax君2号バージョンアップ大作戦。
燃料ポンプを取り付けろ! (苦笑)

よく利用するヒロチー商事楽天市場店さんでDIO等用のフューエルポンプを購入。
取り付けました。

エンジンのマウントボルトに取り付けたステーに固定。
ステーはがらくた箱に転がっていたヤツ。
どう見ても木ねじ用の穴があいてますねぇ(^^;)

負圧ポンプなので、当然何処かから負圧を取らなくてはいけません。
マニホールドに穴をあけ、負圧ニップルを取り付けました。
負圧ニップルはKN企画という所の物を使いました。

快調にガスをキャブレターに送り込んでくれます。
燃料ポンプバンザイ!


いままでの悩みはどこへやら、Dax君2号、快調に走り始めました。
いやぁー、めでたしめでたし(笑)

これで何の心配もなく(と言う訳でもないですけどね。なにしろ素人が中華パーツを多用して組み上げた物ですから)、走り回ることができるようになりました。

これが本当の大団円ですねぇ〜(笑)

さて、組み上がったDax君2号
 フレーム、エンジンヘッド、ハーネスはホンダ純正。
 武川のボアアップキット。
 キタコのマニュアルクラッチキット、5速ミッション。
 その他はほとんど中華パーツ。
という構成です。


とりあえず、
フロントサス。ピョンピョン跳ねます。
 フォークオイル換えれば少しはましになるかなぁ?
ミッション、頻繁にギア抜けします。ニュートラルに入りづらいです。
 オイル換えればましになるかなぁ。
 距離が行けばよくなるかなぁ(まだ走行90kmそこそこ)

てな所です、今のところ。
ちなみに、ちゃんと黄色ナンバーにしてますよー ^^)v

2015/01/02

Dax君2号組み立て大作戦 --大団円--

中華パーツに翻弄された年の瀬も何とか乗り切り、無事新しい年を迎えることができた2015年。
趣味に生きる私には暮れも元日もありません(笑)

中華パーツに翻弄されつつも、なんとかほとんどのパーツを組み込みおわり、いよいよこの時が来ました...

メインキー、スイッチ...... オンっ!

...ニュートラルランプ点灯(よしよし)
...タコメータ通電(一度メーターが振り切れてゼロに戻る)確認(いーねいーね)

ここまでは順調。

ウインカー... あれ?   点滅しない...(キターっ!  ...笑)
メーターのインジケーターが非常にゆっくりと点滅らしき事をしているのみ...
プラスマイナス違うのかしらん。とりあえず繋ぎなおしてみる。
やっぱり点かない。
ウインカーが4つとも不良とは考えにくいので、リレーが怪しい。
Dax君1号のリレーをちょっと拝借。

リレーが犯人確定。

新しいリレーを買って来ることにしましょう...


気を取り直して、エンジンに火を入れるゾっ!!

ガソリンを入れて
キック(セルはありません)
キック!
キーック!!

...シーン...

もう一度

キック!
キック!!
キーックっ!!!

ブ、ブロ..ロロンっ!

おーっ! かかったぁー!!
とりあえず、主要な配線やらは間違っていないと言うことだね。

あれ?
何故にハイビームのインジケーターが点灯?
(エンジンがかからないとヘッドライト関係は通電しない)
スイッチはロービームなのに。
はい、ハイとローの配線を間違えていました(と言うか、配線図と違うだろ、線の色)
繋ぎなおしてOK。

...ただしエンジンはかかりましたが、この後なかなか安定してアイドリングせず、きちんとしたキャブのセッティングなどしたことがなかったので、ちょっぴり(2日に渡って)悩んだのでありました。
結果としてはどうやら濃すぎたらしく(らしく?)、スロージェットの番手を30番まで下げてようやくなんとか安定するようになりました(やったことない割にジェット類は用意していたりする所がにくいね 笑)


ここまで来ればもう勝ったも同然。
最後の大物パーツ、シートを取り付けて完成です。

...完成... のはずですが...

合いません。いえ、取り付け自体はできました。
閉められないんです。シートが...
位置がずれてシートキャッチにはまりません。シートを閉められません(大泣)

ある意味、今回の組み立ての中で一番受けたダメージが大きかったかもしれません。
唖然呆然と言うのはこの事です。

しばし考え、ヒンジのとりつけ穴を拡げ、前にずらして取り付けられるように加工することにしました。ただ、何もない所に穴をあけるのなら簡単ですが、既に空いている穴を拡げるのって...
削りましたとも。ヤスリで。しこしこと...
なんとか合わせることに成功。
とりあえずシートを閉められるようになりました。多大な疲れと共に...
...やれやれ

この日はフロントブレーキの戻りが悪い件で、ブレーキシューの交換をしてみようと思っていましたが、日没も近いので後日です。
急いでやっても、今回ボアアップしたエンジンを載せている為、改造申請をして黄色ナンバーをもらわなければ公道は走れませんから。
ま、なんにせよ何とか完成にこぎ着けました。ぱちぱち。
まだキャブの調整とかが必要だとは思いますが、いやー、長いようで短かった(笑)


たまたま見つけたメインフレームから始まった今回のDax君2号組み立て大作戦。
できるもんですねぇ。

これで走れるようになったDax君2号、
 AB26純正エンジンに武川のSステージecoボアアップキット
 キタコの5速ミッション/マニュアルクラッチキット
 ついでのエンジンOH時のエンジン部品、メインハーネスは純正部品
 残りはほぼMINIMOTOさんから中華パーツ(中には台湾製や日本製もあります)
と言った体になりました。
GooBike等で出ている復刻版Daxが2台くらい買える金額になってしまいましたが、楽しかったのでいいんです(笑)
(ボアアップやマニュアルミッション化しなければもっと安く済みましたけどね)

中華パーツを使ってみて、正直、中古の純正パーツを入手(入手に苦労はするでしょうが)した方がすんなり組めたと思いますし、精神衛生上もよろしかったと思います。
が、まぁこれはこれで楽しめる方にとってはいろいろと楽しいのではないでしょうか。
ちょっと"イラッ"と来ることもありましたが、いろいろ楽しませてもらいました(笑)

まだ細かい調整やナンバー取得などが残っていますが、楽しい1ヶ月、これにて終了となります。


さて今後、気が向いたら
"使ってみてどうなの中華パーツ"
なんてログがアップされるやもしれません。

              ...しないかもしれません(笑)

2015/01/01

Dax君2号組み立て大作戦 --中華パーツに翻弄されているよ(笑)--

エンジンが付いたDax君2号。
残る作業も少なくなってきて、あとは楽勝♡
なぁーんて思っていた訳ではないのですが、やはり一筋縄ではいかないのでした。
(今回は写真は"なしです ^^;)

エンジンが付いて、前後タイヤも付いたので、次はリアブレーキを仕上げます。
ペダルを付けてロッドを付けて調整して...と、

あれ?
全然、全く、遊びができないんですけど???
て言うか、リアホイール回らないんですけど(@o@)
(ホイール組んだ時に気が付けよって感じですが ^^;)

そうです、リアもフロントも中華ハブを組み込んでます。


さて問題のリアハブ。何もしていない状態でブレーキがかかった状態になっています。
そう言えば何かの雑誌(MOTOメンテナンスだったかな)の中華キットバイクの記事で、ブレーキを引きずっているという様な物を読んだ覚えがあるのですが、まさか身をもって体験することになろうとは。
その雑誌ではどうやって問題解決を図ったのか肝心な記憶がないのですが、ブレーキシューを削ってみる、と言うのが考えつく最善の(?)方法ですよね?

やれやれ、削るか...

と、その前に、細々した物を仕入れに近くの用品店に行くことにしました(ちなみにこの日は31日)

そこで神の啓示か、もっと良さそうな解決策を思いついたのでした。
"ブレーキシューを取り替えてみたらうまくいくかも?"
(ダメだったらDax君1号に使えばいいし)
で、お店に置いてあったキタコのブレーキシューを購入。
帰って早速取り付けてみました。

ビンゴっ!

あっさり解決です。
気持ちよーく回ります。

そしてもう一つ。
ブレーキペダルのスプリングとリアブレーキスイッチのスプリング。どちらも中華製(^^;)
スプリングのくせに(引っかける部分ではありますが)、ペンチで曲げると曲がってしまいます。
Dax君1号の中華製スタンドのバネ。引っかける部分が見事に折れた事がありました。
そのバネと同じように見えるんですよね。
ブレーキスイッチのスプリングの方も、"帯に短したすきに長し"状態。そのままの状態ではスイッチの調整範囲内にセットができません。ま、簡単に曲がるので、引っかける位置を変えて対処しましたけどね...。
.
..とっとと純正品に取り替えよう。



さて、とりあえずリアが終われば、次はフロントです。
こっちはちゃんと回ります(笑)
ブレーキレバー付けてワイヤー取り回して、お終い。
のはずなのですが...

どうもブレーキの戻りが悪い。
一応機能はするものの、なんだか感触悪くて気持ち悪い。

バネが弱いのかしらん?
そう言えばリアのシューを取り替えた時、元の中華シューはあまり力もいらずにあっさり外れたけれども、キタコのシューを付属のバネを使ってはめる時はずいぶん力がいった様な気が(外すのと付けるの違いはありますが)

と、この日(31日)は日没サスペンデット。


そんなこんなで、暮れも押し迫った大晦日の日に、大掃除も新年の準備もせずに中華パーツ部隊と格闘していたのでした(笑)

そしてこの日のその他の(まぁあっさり終わった)作業。
・キャブの取付。
・クラッチレバー、ワイヤーの取付。
・左スイッチの取付。
・配線の結線。
...等々。 ま、取り付けるだけですから。うまく機能するかどうかは別問題。


まだまだ、続くよ...